猫と人間との関わりはいつから?


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 ●このページでは、猫と人間はいつ頃から一緒に暮らすようになったのかについての疑問と、ネコと人間の関わりの歴史についてご紹介しています。

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猫と人間との関わりはいつから?

猫と人間はいつ頃から一緒に暮らすようになったの?

 猫と人間との関わりについてはさまざまな説があり、正確なことはまだわかってはいませんが、約9500年前のキプロス島(現在の地中海東部、トルコ南方にある島)の遺跡に猫のものと思われる痕跡が見つかっていることや、紀元前3000年頃の古代エジプトの墓から、人と一緒に埋葬された猫の亡骸が見つかっていることなどから、少なくとも数千年以上の昔から、猫は、人間の暮らしのかなり近い場所にいたと考えられています。

 また、現在ではペットとして、あるいは暮らしの伴侶として愛されている猫たちですが、時代や地域によっては、宗教的な儀式の生け贄として、あるいは古代のエジプトのように、崇拝の対象とされていたこともあったようで、当時のエジプトでは、猫を女神の化身として大切に扱い、国外への持ち出しも厳しく制限されていたようです。

 その後、積み荷の穀物をネズミの食害から守るために船に猫を乗せるようになったことから、古代の猫たちはヨーロッパやインドへと広まり、次第に人間の暮らしの身近な存在として愛されるようになっていったと考えられています。


リビアヤマネコが人間の集落近くで暮らし始めた理由

 では、現在のネコ(イエネコ)の直接の祖先である野生のリビアヤマネコが、本来強く警戒すべきはずの人間の暮らす土地近くに現れるようになったのは、どのような理由からでしょうか?

 その理由として考えられるのが、「猫の食料(獲物)となるネズミなどが人間の暮らす領域にたくさんいた」ということです。

 つまり、古代エジプトの時代、人間が自分たちの食料として貯蔵していた穀物を狙ってネズミが人間の近くで暮らすようになり、そのネズミを狙ってネコ(リビアヤマネコ)が人間の領域近くで暮らすようになったということですね。

 そうするうちに、人間の領域近くで生まれたリビアヤマネコの子ネコの中から、穀物を害獣から守るために飼い慣らされたネコが現れ、ますます人間の暮らしの身近な存在となっていったようです。

 一説によると、およそ3000年前のエジプト文明の最盛期の頃には。すでに猫がふつうに飼われていたとも言われていますから、そのうちの多くは、そうしたネズミから穀物を守るために飼われていたと考えてもいいのかもしれません。


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 出典及び参考書籍

 「新・子ネコの育て方百科」(誠文堂新光社・桑原久美子著)/「かわいい猫との暮らし方・しつけ方」(誠美堂出版・監修小島正記)/「0才からのしあわせな子猫の育て方」(大泉書店・服部幸・監修)/「はじめての猫飼い方育て方」(学研パブリッシング・石野孝・監修)ほか


  

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